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KHR-1 2ndアニバーサリー

KHR-1 2ndアニバーサリーに行ってきました。

【予選】
エントリー36体。1日目の予選は、2mの競争をしてタイムを競います。
制限時間1分間。2回チャレンジしてよい記録が持ちタイムになります。
上位16名が2日目の本戦へ進むことができます。

正直言って、最初のレースは「ん~~~~???」と思いながら見ていました。
エントリー台数が去年と比較してそんなに増えていない・・・
歩けるロボットが去年同様、少ない・・・
1回目を終了して、制限時間内にゴールできたロボットは14体しかいなかったんですよね。
この1年間、KHR-1ユーザーの増加と実力アップはどうなっていたの~? なんてことを思ってしまったのでした。
よーーーく考えてみると、これは早計。
今年はレギュレーションがあって、ロボットを大きく改造してパワーアップしていると、参加できないようになっているんです。
必然的にキャリアを積んだユーザーさんは、出場していなくて、参加者の多くは初心者なのでした。
それが判れば、参加台数や記録にも納得(^^)です。

私は今回の2m走といった、単純な競技が好きです。
けれん味はないけれど、その分、じっくりとロボットを見ることができます。
同じキットでサンプルモーションも入っているのだから、理屈でゆったら、みんな同じレベルの性能があるハズなのに、違う。
ロボットは手を掛けた分だけ成長するんだということが、すごくよく判ります。

午後の2回目のチャレンジを見て、その思いが強くなりました。

ほんの2時間程度間に、参加者全員、ロボットを再調整して2回目に挑みます。
ほとんど全てのロボットが、1回目より記録を更新しています。
1回目は完走していれば予選通過だったのが、2回目を終えたときには、20秒切っていないと16位にはいれないという結果になっていました。

参加者の方々は、大会を目指してロボットを作り調整してきたのだと思います。
会場での数時間は、自宅で作業している数日に匹敵するくらいの濃度があるんだなぁ~~ と実感しました。
懇親会のときに、参加者の方が「柔道で、練習試合を100試合するよりも、本戦に1回でる方が得るものは大きいけど、ロボットも同じだねぇ」とおっしゃってました。
本当にそうなんですね。

今回の予選は、「コンクールド・エレガンス」も兼ねていました。
スタート地点で、「よーい」の声に合わせて、ロボットが思い思いのポーズを取ります。
そのポーズの美しさが、評価対象となります。
審査員は、KONDO社長、ADOの菅原さん、R-Blueの吉村さんの三方でした。
コンクールド・エレガンスで、高得点を得るポイントは、
・モーションが大きいこと
・外装や衣装などでドレスアップしている
・審査員に向かってご挨拶をするとポイントアップ
ということでした。

両手を大きく広げるだけでも、ポーズとしてみなされます。
いろいろ工夫して、キャラクタ性を出している人が多く楽しかったです。
多かったのは、「グリコのポーズ」。
ん~~。ぶっちゃっけ、こういう誰でも思いつくポーズをそのまま使うのは、ポイントが伸びません。次回参加者は参考にしてください。
甲冑を着込んだロボット「兜」が、注目を集めていました。
「コンクールド・エレガンス」はこれに決まりでしょう!! と下馬評が高かったのだけど、残念ながら受賞ならず。
1回目と2回目でポーズを変更したのも、私としてはポイント高かったんだけどなー。
やはり審査対象となる1回目で、下ネタ披露したのが減点になったのではないか?
と、睨んでおります(^^;

もう1体、いいなぁ~ と思ったのが、青Kingでした。
ロボットの胸元に折鶴を貼って、スタートポーズのテーマは「鶴の舞」。
こういう風にちゃんとテーマをつけてそれをアピールするというのは、とってもよいです。
これは、Robo-One大会にも言えることです。
と、いうことで。青Kingが「コンクールド・エレガンス」を受賞しました。
おめでとうございます~(^^)

【本戦】
と、ゆーことで。2日目、本戦です。
いや~~~~。なんとゆーか、懐かしい雰囲気でした。
第1回Robo-One大会を彷彿させるゲーム展開でしたねぇ・・・。しみじみ。
ロボット呼び出しかけても、まだ調整していてリングに立てなかったり~。
1回戦はほとんど不戦勝状態のまま、勝敗がついていたり(笑)
ある意味、正しい初心者大会でした。

そしてやっぱり、皆さん、試合を重ねる毎にスキルを積み上げていきます。
短時間のうちにロボットを調整し、試合毎に操縦テクニックを上げて勝ち進んでいきます。
激戦(?)を制して優勝したのは、「オタスケ・ジャパン」。
昨年のKHR-1 1stアニバーサリーで、コンクールド・エレガンスを受賞した機体です。
アニバーサリー以降は、関西のロボットフォースイベントなどに積極的に参加して、バトルスキルを磨いたということでした。
その成果を存分に発揮して、2nd アニバーサリー優勝です。
経験に勝るものはないんだなぁ~~ と、ここでも改めて実感しました。

【ロボファイト魂】
今回のイベントでもうひとつの目玉になっていたのが、関西で活躍しているロボットフォースさんの「ロボファイト」イベントでした。
ロボファイトさんのイベントは、KHRを中心に市販キットロボットがノーマルのまま参加できるロボットイベントです。
今回の2nd アニバーサリーで、関東進出を果たしました。

午前中は、関西のホビーユーザー紹介。
ロボットフォース出身ユーザーは、KHR-1をベースにバリバリ改造している方が多いです。<=改造しすぎで2nd アニバーサリーに出場資格がない(笑)
ロボットのデモンストレーションを兼ねた自己紹介とバトルを見せてくれました。
各ロボットがオリジナルテーマソングを背負ってリングに登場します。

メカボーナムは、世界初(?)エレキギターを弾く2足歩行ロボットとしてデビューしました。

午後は、関東を中心としたRobo-One出身のメジャーロボット軍団「ロボマスターズ」 対 関西出身軍団「ロボファイターズ」の東西対抗戦が行われました。
これは、2対2のタッグ戦で行われました。
めっちゃ豪華なカードが組まれていました。

東軍
・先鋒:R-Blue & MetallicFighter
・次鋒:ダイナマイザーJr  & ぺんと
・中堅:とことこ丸 & アフロ
・副将:ダイナマイザー & レトロ
・大将:Y・G・不知火 & マジンガアJr

西軍
・先鋒:ケルビム & HSWR-07
・次鋒ベーチック & メカボーナム
・中堅:あまてらす & ヴァルキュリア
・副将:ヨゴローザ & KZR-04
・大将:震武 & KingKizer

東西対抗は勝ち抜き戦です。
先鋒が5人抜きもありえたわけです。

リング上で4体のロボットが動いているのに、レフリーは一人なので、タイヘンです。
「1体のロボットがダウンを取られている間は、他のダウンは取らない」 というルールなのですが、徹底されていない・・・というか、参加者がルールを把握していない(?)ため、何でもありの無法バトルになっていました。
参加者もレフリーも司会もタイヘンだったと思いますが、観客には受けていました。

何がおもしろいって、西軍のノリ(笑)
バトルってる仲間に対する応援が熱いです。
ロボット製作者って、技術系の方が多いので、ロボットにばかり目が行っています。
技術畑の人は、ロボットが動いていると、ロボットに注目します。
けど、一般観客の視点って、ちょっと違うんですよね。
ロボットだけじゃなくて、オペレーターや場の雰囲気全部を「見て」います。
だから、こんな風に参加者とその応援団が盛り上がっていると、自然と観客も釣られて盛り上がります。

ロボットイベントを「エンターテイメント」として観客に提案する時には、そうした「技術屋」と一般人の違いという点にも留意して、企画を立てるといーんじゃないかな? と思います。

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