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ウィキッド初観劇

先日、劇団四季のウィキッドを観劇してきました。

ウィキッドは、「オズの魔法使い」の前史のようなストーリーで。
私は自分でも理不尽と思うほど「オズの魔法使い」が好きなので、以前から、ウィキッド観劇を楽しみにする反面、すごく複雑だったのです。

だって、USJでやってる「ウィキッド」の特別版があんまりな内容だったんだもーん。

それでもやっぱり、ウィキッドは見ずにいられないから、遠征。3列目センターというすっごくよい席で観劇できたので、嬉しかったのです。

席に着くと、ステージは大きな歯車を組み合わせた異様な雰囲気。
オズの国って、魔法があふれるファンタジーの世界なのに。なぜ、歯車?
緞帳にはオズの国の地図。中央のエメラルドシティは、LEDで光っています。
開幕が近づくと、エメラルドシティはグリーンの光で輝き出す・・・

何しろステージから間近な席なので、キャストさんの表情までよく見えました。
オープニングで、ウィキッドの死を喜ぶマンチキンの人々を見るグリンダの複雑な表情。
初めて登場したエルファバの希望にあふれる顔、みんなに冷たくされた時の不安そうな顔。
グリンダとエルファバ、二人の関係が変わるたび、表情が次々と変わる。
グリンダと親しくなると、エルファバの表情が軟らかく穏やかになる。
フィエロと居るときのグリンダの顔、エルファバの顔。
そして、マダム・モリブルの嫌ぁな目つき。

普段、なかなかこんな風にキャストさんの表情が見える席には座れないので、ついつい注目してしまいました。

ウィキッドは、エルファバの外見が周囲と違うということで、嫌われ排除されてしまうストーリーで、私は個人的にいじめにはリアルでネイティブな感情を持ってしまうので、見ていて辛かったです。

今ひとつ、感情移入できるキャラが見つからないのねー。
強がるエルファバは痛々しいし、自信家で楽天家人気取りのグリンダには醒めてしまう。
大学時代のエピソードは、なんというか演技がオーバーアクションに見えてしまって。
まぁ、そうした伏線が2幕で効いてくるのだけど。

ウィキッドの中のエピソードが「オズの魔法使い」の主要キャラクタにつながっているあたり、凝ったストーリーだなぁ・・ と思いました。
フィエロが登場するシーンの乗り物が、「木挽き台」だというのに気づく観客はどのくらいいるのだろうか? とか、マニアな楽しみも隠れている。

ブロードウェイでは、女子高生に受けているということだけど、テーマ重いー。
これ、グリンダとエルファバの友情ストーリーじゃなくて、政治の話だものなー。
仮想敵を一人つくって攻撃すれば、政治家が国を統治しやすいと。

オズの魔法使いに仮想敵にされてしまい、迫害されるエルファバを「信念を持った強い女性」と見るのは、自身がその立場に立ったことがない人の他人事意識じゃないかと、つい思ってしまう。
そういう意味では、保身に走るグリンダの気持ちも分かるけど。

エルファバ役が濱田めぐみさんで、とても嬉しい。
ただ、全体的になんとなく日本語の歌詞がこなれていないような感じがして・・・
私が初回観劇で、聞き取ろうと一生懸命だったからかもしれいけど。

あと、ディラモンド教授の山羊の声がすごく好き。

ラストシーンが、アイーダのパターンと同じなんだけど。ちょっと説得力に欠けるなぁ・・・って、気がする。グリンダの決意が、甘いとゆーか、伝わってこないとゆーか。
グリンダの成長する部分が、あまり表現されていないせいかなぁ。

うーん。もう少し、見ないと感情と理解がついていかない感じ。

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