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アマゾンにみる デザインの本質 文化輸入の失敗

せっかくだから、きちんと整理して書きたいけど。まぁ、メモ書きでつれづれなるままに。

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今回のアマゾンの騒動って、文化の輸入に失敗したってことなんだろうな。

今回の件は、システムのエラーで騒ぎになっているわけじゃない。
ウィッシュリストとゆーのは、例えば、結婚する時に、新郎新婦が欲しいものをリストアップして、友人家族がその中のものをプレゼントして贈ってくれるとゆー合理的なシステム。フランスの「リスト・ド・マリアージュ」と呼ばれる結婚祝いをリストアップしてプレゼントを贈る風習が、アメリカに渡って結婚祝いだけでなく、誕生祝いetc幅広く使われるようになったと。

前回書いたように、この機能はアメリカでも危険が指摘されていたとはいえ、日本のアマゾンでも古くからこの機能を実装していた。
私のウィッシュリストの一番古い商品は2002年9月にリストに入っているんだし。

今回、やたらと「情報が漏れてる」と騒いでいるけども。
漏れたのって、名前とメルアド、欲しいものリスト。
それも、名前かメルアドで検索しなきゃならない。
とゆーことは、名前かメルアドは検索する人が知っている情報。
つまり、この場合、名前およびメルアドは公開情報なんじゃないかと。
人によっていは、本名とメルアドがリンクされてはまずい人もいるとゆーのは、あれなんだけど。
ブログ有名人がメルアドから本名らしきものが、判明しちゃったりとか。
そーゆー例があるにしても、それは、リンクしちゃまずいものをネット上でリンクできる状態にしてあった人が、やっぱりうかつ。
例え、非公開がデフォルトであったとしても、ネットに載せたデータなんて、悪意ある第三者の手に掛かったら、掘られちゃうものだもの。
リンクされちゃ困るデータを一緒におくのは、やっぱりダメでしょ。

たぶん、今回、とってもまずいのは、欲しいものリストに人に知られちゃ困るものがあったり、欲しい物のリストがあまりにも偏っていたり とか。
人に知らせるつもりがないリストが見つかっちゃった場合、なんだよね。

んで。今回の騒動って、ウィッシュリストとゆー文化の概念を理解しないまま使っちゃってる人がいたとゆーのが原因なんだよね。
ウィッシュリストのそもそも目的を理解していたら、公開がデフォルトなのは当然なんだし。
公開するつもりでリストを作るなら、ヤバヤバな物をリストには加えないでしょ。

私は、ウィッシュリストって合理的だと思う。
人に物を贈るときって、せっかくだから喜んでいただきたいし、欲しがっているものをプレゼントしたい。自分の予算内で。
かといって、あからさまに聞くのはちょっとアレだし。
何気に知ることができて、外れなしのプレゼントを贈ることができるのは嬉しい。
受け取る側も、趣味じゃないものピントがズレたものをもらうより、ちょっと気に掛かっていた欲しいものをプレゼントされる方が嬉しい。

うん。とても素敵なシステムだ。

ほんとにねー。
ウィッシュリストを使う相互が、そういうリストだと判っていれば、こんな騒ぎにはならなかったのに。
アマゾンさんは、ウィッシュリストのシステムをサイトに組み込むだけで、それを文化として周知する努力をしなかった。
ウィッシュリストの目的や使用方法をちゃんと、ユーザーに正しく伝えていない。
その結果、多くのユーザーが単に自分のための備忘録として使ったために騒ぎが起こったと。

システムエラーというのは、通常、ハードや、プログラム的に問題があった時に使われる言葉だけど。
今回のように、サービスを提供する側が、サービスの目的をユーザーにきちんと告知し周知しないままシステム運用したために発生したトラブルも、やはり一種のシステムエラーと言っていいのかもしれない。

もし、アマゾンが「ウィッシュリスト」を最初から「欲しいものリスト」という名前でシステム提供していたら、今回の騒動は起こらなかっただろう。
「欲しいものリスト」という名前は、システムの目的が端的にわかりやすいから。
そう。今月3月にアマゾンがシステムの名称を変更したことで、システムの目的がようやくユーザーに伝わった!! その結果が、この騒動なわけ。

本来ならこれまでユーザーに伝わらなかったことが、伝わってよかったねー って話なのに。
予想外のところに着地しちゃって、気の毒といえば気の毒だ。

あぁ、この問題は、今日、私がセミナーで聞いてきた、システムデザインの話に繋がっている。
アマゾンのデザイナーが、「ウィッシュリスト」という小さなボタンを最初から、「欲しい物リスト」と表示していたらよかったのにね。

デザインというものは、色とか見た目の美しさ派手さではなく。
視覚的にそのシステムの目的や用途、ユーザーにとっての利便を伝えるものでなくてはならない。
と。うん。そういう話。
今日、セミナーで伺ったことをリアルタイムで実感できる事例があって、私的にはとても勉強になった。

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メモ書きだから、出だしと着地点が違っているのがいと可笑し。

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